世界のアマニから

〜 レシピ編 〜

インド編


極彩色の映画で光るインドのお菓子

年間映画制作本数も映画館観客動員数も世界一とされる
 < 映画大国 > インド。
食事シーンで頻繁に登場するのが「ラドゥ」です。
国民の約80%を占めると言われるヒンドゥー教の行事などに欠かせないお菓子で、ベサン粉(ひよこ豆の粉)とギー(発酵バター)、砂糖をベースに、団子状に丸めて作ります。

カルダモンパウダーで香り付けしたり、ナッツやドライフルーツを混ぜたりと、アレンジの仕方は地域や家庭によって様々なバリエーションがあるそうですが、最近の注目株はアマニ粒などが入ったヘルシータイプ。

というのもこのラドゥ。
砂糖が多く使われており、敬遠する若い女性も増えているそう。
そこで、砂糖を控えめにして、食物繊維やポリフェノールのひとつ・アマニリグナンなど“女性にうれしい”成分が入ったアマニを入れたのがヘルシータイプのラドゥです。

このほか、風邪をひきかけた時には、ラドゥにジンジャー(ショウガ)をたっぷり練りこみ、スパイス入りのミルクティー「チャイ」と一緒にいただいて早めに就寝する…というのが インドの伝わる知恵だそうです。
ラドゥから、食べて健康になる < 医食同源大国 > インドも見えてきます。

世界のアマニレシピ


アマニ入りラドゥ

アマニ入りラドゥ
アマニ入りラドゥ
材料 ( 約10個分 )
  • ・ベサン粉(ひよこ豆の粉) 100g
  •   ※おからパウダー、アーモンド粉を各50gで代用も可
  • ・ギー(無ければバターで代用可) 60g
  • ・てんさい糖(又は茶色い砂糖) 50g
  • ・ニップン  ローストアマニ粉末 大さじ3
  • ・ニップン  ローストアマニ粒 大さじ2
  • ・カルダモンパウダー
    (ターメリック、ジンジャーなどお好みでも可)
    小さじ1/2
  • ・水 適量
  • ・ローストアマニ粒、スライスアーモンド、
      カシューナッツ、ピスタチオ、かぼちゃの種、
      ココナッツファインなどお好みのトッピング
    各適宜
作り方

①フライパンを弱火にかけ、ベサン粉を乾煎りする。10分程加熱し、薄く色づいてきたらギーを加えて5分程炒め、ポロポロと挽肉状になったらボウルに取り出す。
②てんさい糖、アマニ粉末、アマニ粒、カルダモンパウダーを加えてさっとゴムベラなどで混ぜ合わせる。
③指ではじくようにしながら水をかける。手の平に油を薄くぬり、ギュッとにぎって団子状にする。まとまらないようなら更に水をかけながら一口大に丸めていく。
④アマニ粒やスライスアーモンド(ロースト)を張り付けたり、カシューナッツなどのナッツを埋め込むようにトッピングをする。※つかないようなら油を少しぬる。

※ギーが固まっていたら弱火にかけて溶かしておく。
※刻んだドライアプリコットやピスタチオなどのドライフルーツやナッツ、ココナッツをお好みで混ぜたりしても良いでしょう。ギーで炒めてから加えてるのもおすすめです。

ワンポイントレッスン

医食同源、アーユルヴェーダーのスピリチュアルが根付いたインド。 ラドュは丸薬だった?!との説もあるほど、お豆の粉ベースにスパイスも効いて、栄養価も高く、エキゾチックな味わいです。 インドでは、様々なタイプのラドゥがありますが、ひよこ豆の粉のベサンラドゥのアレンジレシピを紹介します。
インド食材店などで購入できますが、無ければ、身近な材料で代用も出来ます。 インドでは、アマニを加えたアレンジは、冬の寒い時期や風邪、咳が出る時など、身体を温めたい時の思いやりレシピ。 様々な役割や薬効のあるアマニやスパイスの配合比率で各々の目的でアレンジされているようです。

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