アマニdeぬか漬け・氷茶漬け
1人分265kcal / たんぱく質4.6g / 塩分1.8g

メニューのポイント
悪玉菌が優勢になって腸内環境が悪化するとおならが出るから恥ずかしい、というレベルでは済みません。
便秘から不眠まで心身に悪影響を及ぼします。中でも、免疫力に深く関係します。
暑い季節にサッパリと美味しい発酵食といえば、ぬか漬け。一人暮らしでちょこちょこ残る野菜を発酵食に、の発想から始めた「レンチンぬか床」は、ゴールデン種100%の香ばしいローストアマニ(粉末)入り。必須脂肪酸オメガ3のα-リノレン酸もポリフェノールの一種アマニリグナンもとれます。
- 材 料(2人分)
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- ・ご飯(温かいもの) 茶わん2杯(300g)
- ・ぬか漬け(きゅうり、大根、なす、にんじんなど) 100g
- ・アマニ油 小さじ2
- ・冷水 適量
- ・氷 適量

- 作り方
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- 1ぬか漬けは、洗って食べやすい大きさに切る。
- 2ご飯は、冷水で洗って水切り、茶わんに入れる。
- 32に氷をのせ、ぬか漬けものせ、冷やしておいた水を注ぎ、アマニ油を加えていただく。
※たんぱく質のおかずを添えてください。





- POINT
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ぬかとローストアマニに、塩、こぶ茶、赤唐辛子にヨーグルトを加え、電磁波の力を借りて1時間で完成するぬか床。
ぬかのもつビタミンB群もアマニのオメガ3脂肪酸もぬか床に生まれた乳酸菌も、ぬか漬けの野菜が吸収して、私たちの健康をサポート。
アマニぬか床
100gあたり:エネルギー220kcal / たんぱく質8.6g / 塩分4.5g

- 材 料(密閉容器(950㎖)1個分(出来上がり665g))
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A・ぬか 300g・ローストアマニ(粉末) 25g・塩 20g・こぶ茶 20g
- ・赤唐辛子(種を除いて7㎜幅輪切り) 小さじ1
- ・プレーンヨーグルト 300g
- 作り方
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- 1大きめのボウルにAを入れてざっと混ぜる。ヨーグルトを加え、ゴムベラでよく混ぜる。(目安はアイスクリームくらいのかたさ)。かたいときは水を、ゆるいときはぬかを少し加えて調整する。
- 2密閉容器に移し、内側の汚れをふきとり、クッキングシートをピタッとかぶせる。
- 3ふたを軽くのせ、電子レンジ弱(150~200W)または解凍キーに30秒かける。
- 4取り出して、そのまま約1時間置くと、ぬか床の完成。好みの野菜を漬ける。
※使わないときは、冷凍する。
- POINT
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ぬかとローストアマニに、塩、こぶ茶、赤唐辛子にヨーグルトを加え、電磁波の力を借りて1時間で完成するぬか床。
ぬかのもつビタミンB群もアマニのオメガ3脂肪酸もぬか床に生まれた乳酸菌も、ぬか漬けの野菜が吸収して、私たちの健康をサポート。
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漬け方が違う4種類のぬか漬け

- 1硬い野菜の漬け方
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きゅうり、かぶ、大根、にんじん、ゴーヤー、生姜、みょうがなどの硬い野菜は、表面を塩で軽くもんでから漬ける。浸透圧で水分が抜け、味が入りやすくなり、素早く漬け込むことができる。
- 2水気の多い野菜の漬け方
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キャベツやレタス、サラダ菜、クレソンもぬか漬けに!ポリ袋に入れて電子レンジで100gにつき1分加熱し、しんなりさせる。さっと水にくぐらせ、粗熱を取って絞り、ぬか床を少量のせて、くるりと巻いて漬ける。ぬか床がゆるくならない。キャベツは千切りにすると美味。酒のアテにもおすすめ。
- 3なすの漬け方
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野菜の中でも、なすだけは漬け方が特別。なす1本につき、3本の指でつまんだ量の焼きミョウバンと同量の塩で皮をこすって漬ければ、見事な紫色に仕上がる。
- 4そのままでの漬け方
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一見、「漬け物になるの?」と思われる野菜、かぼちゃやさつまいもも、立派なぬか漬けに。余ったときなどにそのまま漬け込むだけでOK。これがけっこう乙な味わいに。
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※保存時は乾いたキッチンペーパーをのせるのがコツ。雑菌を防ぎ、手入れも簡単に。
ぬか床を保存するときは、表面にキッチンペーパーをぴったり貼り付けるようにのせてから、ふたをする。雑菌の繁殖が防げるだけでなく、野菜から出てきた水分を吸い取ってくれるので、床をいつも同じ状態に保つことができる。



いわしのぬかみそ炊き
いろいろぬか漬物


いわしのぬかみそ炊き
- なす(関東なす 1本)
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全量7kcal / 塩分0.4g
へたを切り落とし、ピーラーで皮を縦に3本ほどむく。左の手のひらに焼きみょうばんと塩を各小さじ1/2のせ、ローストアマニ(粒)を少々ふる。右手でなすを持って前後に動かしながら皮が紫根色になるまでまぶす。
- きゅうり(1/2本)
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全量7kcal / 塩分0.5g
両端を落とし、ピーラーで皮を3本むく。塩少々でもんで漬ける。アマニ油を少々ふる。
- 大根(50g)
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全量8kcal / 塩分0.1g
皮をむき、まな板に滑り止めの布巾を広げ、スライサーで薄い輪切りにする。必ずしも正円にならなくてよい。まとめて破れにくいキッチンペーパーに包んで漬ける。アマニ油を少々ふる。
- キャベツ(1枚)
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全量21kcal / 塩分0.5g
100gにつき電子レンジ600Wで1分を目安に加熱。冷水をかけて冷まし、くるくると巻いて水気を取り、床に漬ける。ローストアマニ(粒)を少々ふる。(ぬか床が水っぽくなるのを防ぐための下ごしらえ)
- ラディッシュ(2~3個)
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全量5kcal / 塩分0.4g
葉と根を別々にし、葉は小口切りにする。根は下部を上にしてまな板に置き、十字に切り込みを入れる。破れにくいキッチンペーパーに包んで漬ける。アマニ油を少々ふる。
- 長イモ(50g)
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全量32kcal / 塩分0.1g
洗って水分をふき取り、ガスコンロにのせてガス火で皮目のひげ根を焼きとる。ぬか床を掘って、長イモを置き、上からぬか床をかぶせ、24時間置く。ローストアマニ(粉末)を少々ふる。
- ゆで卵(1個)
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全量67kcal / 塩分0.3g
ゆで卵の殻をむく。ぬか床を掘って卵をおき、上からもぬか床をかぶせる。24時間置く。取り出して洗って水分を拭き取る。まな板にローストアマニ(粉)とこしょうを振り、卵をのせてまぶす。エッグカッターで幅7㎜の輪切りにする。
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かくや
江戸時代から伝わる庶民の漬け物「かくや」。
大根、にんじん、きゅうり、なす、キャベツ、かぼちゃ、ごぼう、いも、ラディッシュ、しょうがなど残ったものは何でも塩少々でもみ、ぬか床に漬けていました。
漬け時間は半日後から永遠まで。香の物が足りないときに、ぬか床から取り出して細かく刻み、しょうゆをかけてキュッと絞ります。生しょうがやしそがあれば、それもみじん切りで混ぜると、新鮮な風味が楽しめます。
ぬか床漬け野菜の切り方と漬け方
株式会社ムラカミアソシェーツ
村上祥子
料理研究家、管理栄養士、公立大学法人福岡女子大学客員教授