アマニdeカジキのアクアパッツァ
ロコモ予防の司令塔の役割をはたす必須アミノ酸ロイシンが豊富なカジキを使って、オメガ3の脂肪酸のアマニ油と発酵食品の玉ネギ麹が強力タグを組んで。
1人分140kcal / たんぱく質14.9g / 塩分1.0g
メニューのポイント
2013年、血のつながる祖母、母、娘3世代合計21,000人の研究データが発表され、いままでの食べ方ではたんぱく質が足りないことがわかりました。たんぱく質を軟らかくする玉ねぎ麹を使ってカジキのアクアパッツァはいかがですか?
- 材 料(2人分)
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- ・カジキ* 2切れ(120g)
- ・玉ねぎ麴 大さじ1
- ・玉ねぎ 1/4個(50g)
- ・にんじん 3㎝(30g)
- ・セロリ 5㎝
- ・ミニトマト 6個
- ・黒オリーブ(種なし輪切り) 10個(20g)
- ・ローズマリー(5㎝長さ) 2本
- ・アマニ油 小さじ2(7.6g)
- ・レモン(くし形切り) 2個
- *タラ、キンメダイ、タイ、スズキなどでも
- 作り方
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- 1玉ねぎは薄切り、にんじんは5㎝長さの短冊切りにする。セロリの茎は5㎝長さの薄切りに、葉は2㎝幅に切る。ミニトマトはへたを取る。
- 220㎝×20㎝のクッキングシート2枚を用意し、それぞれの中央に玉ねぎ、にんじん、セロリの半量を置き、上にカジキ1切れをのせ、玉ねぎ麴をぬる。ミニトマト、黒オリーブ、ローズマリー1本をのせ、アマニ油小さじ1をかける。対角を持ち上げ、中央でねじる。そして両サイドもねじり、ボート形にする。両サイドをあけるのは素材から出た蒸気を逃すため。もう1人分も同様に。
- 3耐熱容器に2をのせ、電子レンジ600Wで5分加熱する。取り出して加熱したローズマリーを新しいローズマリーと交換する。食べるとき、レモンを搾りかける。
- POINT
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"玉ネギ麹"を肉や魚などたんぱく質食材に使うと麹の力でふっくら柔らかに仕上がります。玉ネギのイソアリインが血栓をはがして排出。血液の流れがよくなり、体のすみずみまで酸素と栄養分が補給され、体温が上がり、肌色がピンクに。
玉ねぎ麹
大さじ1(15g)あたり:エネルギー17kcal / たんぱく質0.4g / 塩分1.2g
- 材 料(でき上がり330g)
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- ・玉ねぎ 300g(正味)
- ・米麹 100g(ミキサーにかけたもの)
- ・塩 30g
- 作り方
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- 1玉ねぎは皮をむき、上側と根は切り落とし、十字に4等分する。
- 2耐熱ボウルに1を入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで6分加熱する
- 3汁ごとミキサーに移し、滑らかになるまで回す。
- 4耐熱容器に移し、米麹と塩を加えて混ぜ、容器の大きさに合わせて切ったクッキングシートをぴったりとかぶせ、ラップはしないで電子レンジ弱(150~200W)または解凍キーで30秒加熱する。
- 5炊飯ジャーの内釜にキッチンペーパーを四つ折りにして敷き、4の容器を置く。ふたはかぶせない。保温モードにセットして、ジャーのふたはあけたまま、乾いた布巾を内釜にかぶせ、3時間おく。
- 6表面がつやっと光り、ややベージュ色になれば出来上がり。
- 7瓶に詰め、ふたをして冷蔵する。
※冷蔵で約1年間保存できる。
※肉や魚などたんぱく質食材にぬると、玉ねぎ麹に含まれるたんぱく質分解酵素、プロテアーゼが働いて食材のうまみや風味を引き出し、おいしさをアップ。そして、何より軟らかくなり、食べやすくなる。
- POINT
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"玉ネギ麹"を肉や魚などたんぱく質食材に使うと麹の力でふっくら柔らかに仕上がります。玉ネギのイソアリインが血栓をはがして排出。血液の流れがよくなり、体のすみずみまで酸素と栄養分が補給され、体温が上がり、肌色がピンクに。
おいしい&体が喜ぶスープレシピ
- 1タイ風ひき肉スープ
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1人分144kcal/たんぱく質11.6g/塩分1.6g
- 材料(2人分)
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A・牛ひき肉(赤身) 100g・トマトケチャップ 大さじ1・玉ねぎ麹 大さじ1・アマニ油 小さじ1・ナンプラー 小さじ1・ラー油 小さじ1・赤唐辛子
(2つに切って種を除く) 1本★
- ・水 1と1/2カップ
- ・パクチー 2本(粗みじん切り)
- ★本来はナンプラープリックを使用(ナンプラーに赤唐辛子を漬け込んだもの)ナンプラー、赤唐辛子、ラー油で代用。
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- 作り方
- 1耐熱ボウルにAを入れて混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで3分加熱する。
- 2ラップを外して水を注いで混ぜ、ラップを戻して電子レンジ600Wで3分加熱する。
- 3器によそってパクチーを散らす。
- 2アボカドの豆乳スープ
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1人分128kcal/たんぱく質5.6g/塩分0.7g
- 材料(2人分)
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- ・豆乳 1と1/4カップ
- ・アボカド 1/2個(70g)
- ・玉ねぎ麹 大さじ1
- ・アマニ油 小さじ2
- ・ミニトマト 1個(みじん切り)
- ・小ねぎ 1本(小口切り)
- 作り方
- 1アボカドの側面に包丁を入れ、ぐるっと一周させて2つに分ける。片方に残った種は包丁の刃を突き刺して除く。実をスプーンでかき出してボウルに入れ、泡立て器などでつぶす。
- 2冷やした豆乳を1に加え、泡立て器で混ぜ、玉ねぎ麹とアマニ油を加えて混ぜる。
- 3器によそって、ミニトマトと小ねぎをのせる。
株式会社ムラカミアソシェーツ
村上祥子
料理研究家、管理栄養士、公立大学法人福岡女子大学客員教授
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